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COLUMN - プロのインストラクターによる、ランニングに関するコラムを毎月ご紹介。

【2014/10/6】

故障を未然に防ぐセルフコンディショニング vol.3 〜オーバートレーニングにおけるリスクマネジメント編〜

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こんにちは。
パーソナルトレーナー、コンディショニングコーチの岡 瑛彦です。

今回は、ランニングされている方や、トレーニングされている方が避けるべきテーマ、
〜オーバートレーニングにおけるリスクマネジメント〜 についてお伝えしていきます。

どんなスポーツ競技においてもそうですが、パフォーマンス向上に必要なトレーニングは不可欠ですが、
ハードなトレーニングになればなるほどオーバートレーニングのリスクが高まることは
前回、前々回の記事でご紹介させていただきました。

オーバートレーニングにならない為にも、休養の取り方、食事の摂り方についてはご紹介させていただきましたが、
オーバートレーニングになってしまったらどうするべきなのか?

オーバートレーニングとは?

スポーツ、運動などによって生じる疲労が、十分に回復しないまま蓄積された状態、慢性疲労のことを指します。

オーバートレーニングの症状は必ずしも限定的ではなく、様々なものが上げられます。

例えば、
手足に力が入らない、すぐに疲れる、病気にかかりやすい 等の生理的疲労
やる気が出ない、短気になる、落ち込みやすい 等の精神的、心理的疲労
などです。 

オーバートレーニングの症状が様々であることはもちろんのこと、その程度も個人差があったり、
回復するまでの時間がどれくらいかかるかも人それぞれで大きく違ったりします。
どのような症状が身体に起こればオーバートレーニングになるのかについては、
先にも述べたように症状が限定されていなかったり、個人差があったりする為に特定することは難しいと言えます。

以上のような理由から、日常的なコンディショニングチェックとして心拍数の計測をすることや、
トレーニングノートをつけることなどを欠かすことなく実施し、常に自身の肉体的又は精神的な変化に
注意しておくことが求められる訳です。

つまりは、『転ばぬ先の杖』、事前の予防が必要不可欠であるということです。

運動することで正常に起こりうる疲労からの回復、適応という生理現象が起きない(起こりにくい)ということは、
体内の生理的なメカニズムを正常に戻さなくてはなりません。

これにはやはり、睡眠などの休養や、バランスの取れた栄養の摂取などが必要不可欠で回復には十分な時間を必要とします。
ランニングを普段から楽しまれている方々には、日頃からのトレーニングや練習に加えて毎日の忙しい生活の影響で、
オーバートレーニングになる危険性が高い状況下において日頃から過ごしています。

前回、前々回と記事にした内容をベースに自身のトレーニング、休養の取り方、栄養摂取など今一度見直してみてください。

次回は、故障を未然に防ぐセルフコンディショニング vol.4〜ストレッチ、ボディケア編〜としてお伝えします。

著者イメージ
【著者プロフィール】
岡 瑛彦(オカ テルヒコ)
大手フィットネスクラブで5年勤務。その間はスタジオインストラクター、プールコーチ、トレーナーとして多くの方の運動指導に当たる。 2011年春に独立後、京都~滋賀のスポーツクラブを中心にパーソナルトレーニング指導をする傍ら、大学やプロのスポーツチームのフィジカルコンディショニングコーチを勤める。
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